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N! Leadership Network event at 日本総領事宅

先日、知人の紹介でサンフランシスコ日本総領事宅で行われた、パーティーに出席させていただきました。日系人を中心に展開している、N! Leadership Networkというグループのイベントの一つで、毎回テーマを決めて、各業界より、成功している人たちを招いて、その秘訣を伝授してもらうのが、主な趣旨です。今回は、ありがたいことに、市内パシフィックハイツの丘の上にある総領事のご自宅を会場として提供していただいたこともあり、大変上品な雰囲気のパーティーとなりました。普段はスーツを着ることが少ないのですが、今回は、念のためと思い着ていったのが正解でした。今までに経験したことの無いような、正に「上流階級」という言葉がふさわしい場所だったからです。一緒に行ったスタッフは、チノパンで大変恥ずかしそうにしていました。ただ、ネクタイをし忘れたのが痛かった。正直、こんなにフォーマルなものだとは知らなかったため、ノータイでした。それはさておき、会場に集まったのはおおよそ30-40人ほどで、ゲストスピーカーとして、地元のテレビ局のアナウンサー・リポーターの三人からお話を伺いました。その後で、立食パーティーでしたが。すし・てんぷら・ようかん等がすばらしかった。大きな窓から見えるゴールデンゲートブリッジも最高でした。

[SF Entrepreneur] 企業家チャレンジ

サンフランシスコの企業家を集め、定期的にセミナー・イベント等を開催してるSF Entrepreneur Meetup. 毎回非常にためになるセミナーを提供していますが、今回は今年のメインイベントの一つ、企業家チャレンジというものが開催されました。
事前に登録・立候補している数百人の企業家に対しオンライン人気投票が行われ、最終的に投票数の多かった5人が、ファイナリストとして観客及び3人の辛口審査員の前でプレゼンを行うといった、正にアメリカンアイドルの企業家版です。審査員にはEvent Briteの創始者、地元の議員、Googleのエンジェル投資家、といった方たちが参加し、かなりの鋭いコメントをぶつけていました。またその審査員たちの前で果敢にプレゼンを行った5人のファイナリストは以下の通り:

  • Lucy Needham – Cooked Apple代表
    アメリカで大きな問題になっている、カロリー過剰摂取に目を付け、健康レシピをオンラインで公開するビジネスモデル。
  • Axel Schultze – Xeequa代表 [優勝]
    SNSの氾濫による過剰な情報を整理しを企業向けに人と人とのネットワーク管理システムを開発提供。
  • Chris Pareja – B2B Power Exchange代表
    B2Bにおける企業間のサービス提携を提供するオンラインサービスに関するアイディアを発表。
  • Ryan Gessel - My Vault代表
    重要な書類や記録を安全に保管できる”オンライン金庫”システムを提供。
  • Kyion Williams – In The Loop代表
    新規事業を立ち上げる企業家のためのB2Bワンストップコンサルティングサービスを提供。

このイベント、かなり熱かったです。それぞれの企業家の人たちの情熱が伝わり、なおかつ審査員及び観客の暖かいサポートを感じた上、投資家たちはどのような観点からビジネスを評価しているかを直に学ぶ事ができ、最高のイベントでした。。やはりこの街はビジネスを起こすには最適な場所だと実感できました。優勝したAxelからの以下のコメントが全てを表現していると思います。
「企業家にとっての一番の敵は恐怖心である。何も恐れることは無い、とにかく始めること。自分を信じ、突き進む事。それだけ出来ればビジネスは必ず成功する。」

[番外編] 遠隔講義 at 大阪大学

場所大阪大学サンフランシスコ教育研究センター
主催: 大阪大学
参加費用: $0

今回はビジネスイベント・セミナーではないが、とても勉強になったので、ご紹介します。うちの会社のマーケティング担当、Tim Wagnerが以前に勤めていた、大阪大学のサンフランシスコ教育研究センターにて、以前より面識のあったB-Bridge International, Inc. 代表の桝本(写真)さんによる日本との遠隔講義が行われるとの事で、見学させていただきました。内容は日本の大阪大学で経営を勉強している一年生の生徒に向けて、サンフランシスコからインターネットテレビし、アメリカベンチャー経営における講義なのですが、シリコンバレーでバイオベンチャーを成功させている桝本さんのお話が非常にすばらしかった。

基本的な経営に関する知識から始まり、大企業とベンチャーの一番の違い、そしてアメリカのベンチャーに求められる事など、恥ずかしながら、今まで知らなかった事を分かりやすく説明。そうか、ベンチャーは成長、大企業は現状を維持する事が最大の目標となるわけだ。僕としては、桝本さんからの学生へのメッセージ及び彼自身の持論である、「人を嫌いにならない事。一人から気に入られるには、十人を好きになれ。一人を嫌いになった瞬間に、十人から嫌われる。」が非常に心に響きました。

桝本さん、経営者としても、人間としても大変尊敬しております。

[Keizai Society] HR Management

場所: 755 Page Mill Road, Palo Alto, CA
主催Keizai Society
参加費用: $20

今回は企業の人事に関するセミナーでした。アメリカでも最も有名な企業向けリーガルコンサル会社の会議室にて、そこの会社の弁護士のTroy Valdez氏とHRM Partners社の代表でありHRコンサルタントのJoseph Rusinovich氏によるアメリカ及びカリフォルニア州の企業が直面している人事に関する諸問題についてのプレゼン+質疑というセッションでした。会社を経営する者としては、人に関する重要性、そしてチャレンジは日本もアメリカも同じ。それゆえに、とても興味深いセミナーとなりました。


Valdez氏は弁護士の立場から法的な制約とそれに対する罰則規定等に関する話が中心で、少々難しい点もありましたが、さすがと思わせる内容。一方、Rusinovich氏は自身の長い経験から、実際の現場での本音を語っていただきました。前半が建前、後半が本音といった感じで、実際あるべき姿と実際の姿の対比はアメリカにおける人事の現状を物語っています。

最も興味深かったのが、「正社員と契約社員との違い及びスタッフをどちらの規格に当てはめるか」というテーマ。バイトや派遣社員の制度が無いアメリカでは、スタッフは正社員もしくは契約社員のどちらかとなります。企業としては、契約社員の方が税制面で有利なのですが、本来は正社員になるべき人間を無理に契約社員として雇用したケースが多々あり、マイクロソフトの以前に大量の社員を契約社員扱いし、多大なる罰金を支払った事例がある。したがって、スタッフを雇うときは注意が必要。基本的に、長期に渡り、決った時間にオフィスで仕事をしている人間は正社員にするべき、との事です。

もう一つ勉強になったのは、HRにおける州の法律的に一番規制が多いのがカリフォルニアで、一番少ないのがネバダやテキサスだそうです。この州はなかなかチャレンジングです。

[まとめ] よく行くビジネスイベント関連のサイト

  • Japan Society
    日米のビジネスカルチャーの違いを中心に、これからのトレンドなどをセミナー形式で提供。気軽に参加できる飲み会形式のYPG(Young Professional Group)も定期的に開催している。参加者はアメリカ人が中心。共通言語は英語。
  • JETRO BIC
    JETRO San Franciscoが提供するビジネスインキュベーションセンターが定期的にセミナーを主催しています。以前に一度ゲストスピーカーとして参加させていただきました。参加者はアメリカに居る日本人が中心、共通言語は日本語。
  • Keizai Society
    非営利団体が日本とアメリカの経済活性化をモットーに月一のペースでセミナーを提供。内容は日・米でビジネスをする際に直面する様々な問題についてが中心。費用は$20から$30ほど。参加者はアメリカ人と日本人が中心。共通言語は英語。
  • SF Beta
    サンフランシスコのSoMaと呼ばれるダウンタウンの南側に位置するエリアに多く存在するインターネットベンチャー向けにおしゃれなバーを使って月一のペースで催されるイベント。ネットベンチャー関係者のコネを作るのには最適なイベント。雰囲気はかなりカジュアル。参加者はほぼアメリカ人。共通言語は英語。
  • SF Entrepreneur
    サンフランシスコの企業家向けに毎回大物ゲストを招いて行われるセミナー。ゲストにはWordPress創設者や初期のGoogleへ投資したエンジェルなどもいる。実践で鍛え上げられた先輩企業家の生の声を聞けることもあり、毎回大人気。ソールドアウトになることも多々ある。参加者はほぼアメリカ人。共通言語は英語。
  • SF Newtech
    倉庫街に位置するクラブにで、毎回テーマに沿った5-8社のネットベンチャーが自社サービスをプレゼンする。5分のプレゼン+5分の質疑時間が与えられる(カウントダウンタイマー付き)。上手くプレゼンすれば多くの参加者や訪れている投資家にアピールすることが可能。オススメです!参加者はほぼアメリカ人。共通言語は英語。
  • SVJEN
    シリコンバレーで活躍する日本人企業家を中心に運営されている団体(Silicon Valley Japanese Entrepreneur Network)。小規模な座談会的なものから、業界のエキスパートが行うセミナーまで様々なイベントを主催している。JETROや他の団体との共同イベントもある。 参加者はほぼ日本人。共通言語は日本語。

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